■皇太子殿下の雅子様に係る『キャリアと人格否定発言』について

今回の皇太子殿下が渡欧する前の会見で雅子妃の最近の体調不調に関して、宮内庁との関わりや生活の中で雅子妃がそのキャリアと人格が否定されている状況がある旨の示唆を含む発言があり、マスコミや宮内庁を含めて大騒ぎになっている。
実際に皇太子殿下・妃殿下ご夫妻の生活を直接垣間見たことはないが、マスコミや口コミによる雅子妃の最近の体調不調の原因の一つとなるような噂は聞こえてくる。その全てが正しくはないかも知れないが、また間違っているとも言えないのではないかと思う。
その範疇からの見解になるけれども、事の発端は皇太子に見初められたが中々格式のある天皇家に入る事に抵抗があった。そして、婚姻されたが跡継ぎが中々生まれず、やっと生まれたと思ったら女子であった。要するに宮家では男子がその皇位を継承し、女子では困るととの考え方周りの人間たちに蔓延していた。その雰囲気が精神的に雅子妃を間接的に痛めつけたことになったのが今回の精神的体調不良の原因ではないかと察する。
ではその男子がその皇位を継承すると言うことであるが、曾て日本にも何人かの女帝がいた筈ではないか。誰が男子のみが継承すると決めたのか。これは武士の世界が男性社会で世継ぎは男子に限るということが、いつの間にか明治政府が決めてしまい、これが現在も生きているということであると思う。
宮家は武士ではないのだから、同じような制度をとる必要はなかったし、また現在においても男女同権の世界が常識な中でなんと遅れた考えを持つ人間が宮内庁にいるのかと驚かざる負えない。
近代国家として、国民の象徴としての女帝誕生の環境が整うことと、雅子妃が健康を回復され、外交に一役買われる姿を早く見たいものである。

(2004.05.25)
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